国側、和解協議入り表明=救済策提示は見送り―B型肝炎訴訟・札幌地裁(時事通信)

 集団予防接種の注射器使い回しでB型肝炎ウイルスに感染したとして、患者らが国に損害賠償を求めた集団訴訟の口頭弁論が14日、札幌地裁(石橋俊一裁判長)で開かれ、国側は地裁の和解勧告に応じる意向を表明した。原告側は協議入りに応じる姿勢を示しており、訴訟は和解に向けた話し合いに移る。
 B型肝炎訴訟の原告は、2008年3月に提訴した札幌をはじめ、東京、福岡など10地裁で計420人(遺族を含む)。これまで国側は、予防接種と感染の因果関係などで全面的に争ってきた。
 国側は14日の和解協議入りに当たり、具体的な救済案の提示は見送った。原告側との間では、救済範囲や賠償額で隔たりが大きく、和解協議は難航が予想される。 

【関連ニュース】
リコール非対象の原告除外を要求=米集団訴訟が初審理
14日に和解協議入り=札幌地裁の勧告受け入れ
救済案提示は見送りへ=和解協議入り、14日表明-B型肝炎訴訟で政府
被害者感情と国民理解を重視=B型肝炎和解、慎重に検討
和解協議応じる方針=B型肝炎訴訟で閣僚会議

<官房機密費>09年度未使用の1621万円返還(毎日新聞)
<淀川女性遺体>養父母とトラブル 死亡直前、実父に相談(毎日新聞)
資金問題、小沢氏は説明を=民主幹部に蓮舫氏ら直訴(時事通信)
宮崎県新富町でも口蹄疫感染疑いの牛(読売新聞)
旭山動物園、入園者増へ市長自ら“なにわ作戦”(産経新聞)



このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。